2024.11.13
今回は、某浄水場新設ろ過装置工事の写真を載せたいと思います。
まず初めに、ろ過装置ブロックを載せる為に枕木モルタルで土台を作成していきます。
1槽内に作る土台の数は8列になります。それを6槽分、計48列の土台を作っていきます。
さぁ型枠が設置されたならば、いよいよモルタルの打設です。
モルタルは型枠の上部まで打設し、その後2回に分け左官ゴテで仕上げていきます。
ここで重要になるのが気温です。気温が高ければ乾く時間が短いし、逆に低ければ
乾く時間が長くなります。ここの見極めが大変で、職人さん泣かせです。
いよいよ工事も佳境に入っていきます。
ろ過装置ブロックを載せます。この時、目地モルタルを打設したらモルタルの圧力により
ブロックが浮いてしまいます。それを防ぐために角パイプを使用して押さえていきます。
目地モルタルは2回打ちです。一度目にブロック表面から180mm下で打設します。
これはブロックを固定させるという目的で180mmとなっています。
2回目に目地上部までモルタルを打設、その後ブロックの継ぎ目にプレートを設置して終了です。
最後に、この浄水場でろ過した水は札幌市にも利用されています。皆さんに安全・安心な水を
飲用して頂いていると思うと、とてもやりがいのある工事だったと思います。
これから季節も冬になり、寒い時期が続きます。皆さん体には気を付けていきましょう!!